介護の気付き(おしゃれ編)

目次

おしゃれな職員

いつも同じ服

ある上司

ズボンのゴムがすぐに伸びる

服の思い出

お化粧の話

リンスインシャンプー

ネイル

髪型

紙パンツ

まとめ

 

おしゃれな職員の話

Aさんは、普段だからおしゃれが好きで、「この服かっこいい。この靴もいいな」とファッション誌をみながらよく言っていた。そんなAさんは、髪を茶色の染めパーマをかけ職場にいった時の話だ。Aさんの髪型をみ

た施設長はAさんを呼び出しこう言った。施設長「あなたの髪の毛は、パーマをかけ色も染めてあるね。鏡を見てみろ。どう思う?」 Aさんは、怒られると思い。「すみません・・・」と答えた。施設長「すみません。ではなく、どう思うのかと聞いている」Aさん「はい。私はかっこいいと思います」と正直に答えた。

施設長「そうだよ、かっこいいよな。あなたは、おしゃれするのに、なぜ、ここにいる利用者の、おしゃれに気を配らないの」

 

いつも同じ服の話 

月曜日(入浴日)。A職員は利用者のタンスから花柄の洋服を準備し利用者が脱いだ服を洗濯し干した。次の日(火曜日)、B職員が乾いた洋服をタンスにもどした。木曜日(入浴日)A職員は利用者のタンスから花柄の洋服を準備し利用者が脱いだ洋服を洗濯し干した。次の日(金曜日)、B職員が乾いた洋服をタンスにもどした。

何か気がついただろうか。花柄の洋服はなぜこんなに人気があるのだろう。他にも素敵な洋服がたくさんあるのに・・・。その日の天気や気分、外出などにより着る服を選ぶことは、当たり前ではありませんか。

 

ある上司の話

職業により異なる制服。例えば、医師や看護師は、白衣とナース服。会社員は、ネクタイにスーツ、調理人は白の服に白い帽子など。では、介護職員の制服はどんなイメージだろうか。ポロシャツとジャージ(ズボン)にエプロン? 上司は、「もっと、おしゃれな制服はないかしら」

子供の頃やドラマを観ていて、制服(服装)に憧れを抱いた経験はないだろうか。介護の制服で、働く意欲や憧れが生まれるかもしれません。

 

服の思い出

ある職員が、利用者のセーターを洗い間違って乾燥機にかけてしまいました。その結果、セーターは小さく縮んでしまいました。このセーターは、奥様が手編みで編んでくれた大切なセーターでした。

服は、その人が歩んできた人生そのもの。誰にも大切な服があるはずです。

 

ズボンのゴムがすぐに伸びる

ある施設では、ベッドから車いすなど移乗際、相撲のように利用者のズボンを両手で握り介助する職員が多い。その結果利用者のズボンのゴムはすぐに伸びてしまう。

介護技術の学習と移乗介助の工夫があれば、相撲をとることはないでしょう。ズボンが伸びたらどうしますか。また新しいズボンを買わなくてはならない。誰が買うのかを考える必要があります。

 

お化粧の話

ある利用者が「お化粧をしてないから外出はしたくないの。」お化粧をする歳でもないからねと笑って話す。

この何気ない言葉から、女性はいくつになっても女性でです。利用者に化粧を強要することはできませんが、化粧することを諦めてしまう生活環境にしてはいけない。化粧によって外出するきっかけとなり意欲の向上につながることもあります。

 

リンスインシャンプー

ある施設でボデイーソープとシャンプー(リンスイン)が浴室の鏡の前にセット並べられている。トリートメントやリンスはどこにあるのだろうと探す利用者。「このシャンプーはリンスも入ってるよ」と説明する職員。

皆さんは日頃、どんなシャンプーを使ってますか? 美容室からでると髪の香りが心地よく感じるものです。介護は心地よさやその人らしさを考えるサービス業なのです。特別な物品は、利用者に購入してもらうことは可能です。

 

ネイル

若い介護職員が高齢者にネイルをしていた。「爪がこんなにきれいになったよ。一度やってみたかったの」と喜ぶ利用者。一昔では考えられない光景でした。

利用者同士の話に耳を傾けると携帯電話の話、ファッションの話、政治の話、カフェの話、ネット通販の話など話題は豊富です。利用者も同じ時代にいることを忘れてはいけません。

 

髪型

女性利用者はなぜ髪が短いのか。と疑問を持ったことはないだろうか? ある施設で、毎月2回出張美容が来ます。出張美容の日、ある職員が利用者を連れて美容師の方に「なるべく短くして下さい」と伝える。カットが終了し鏡を見た利用者が「こんなに短くしちゃったの。」と言う。職員が「短い方が楽でいいよ」と声かけする。

学生時代、髪型に失敗して学校に行くことが恥ずかしい思いをした経験はないだろうか。介護は利用者主体であり、介護者が楽だからという理由はない。不適切なケアとして虐待としてとらえられる恐れがります。

 

紙パンツ

ある薬局で親子(娘と母)がおばあちゃんの紙パンツを選んでいた。娘がが母に「もっとかわいい柄や色はないの」と母に聞いていた。母は「見えないから何でもいいのよ」と答えていた。

紙パンツは白色が一般的だが、ピンク色や薄型で外見から紙パンツをはいているかわからないなど年々進化ています。忘れてはいけないことは自尊心です。ある男性に便座に座っておしっこをするよう(床が汚れてしまうから)言い続けていると意欲が低下してしまったという事例があります。これまで立っておしっこをしていたが、座っておしっこをすることが男としての自尊心が傷ついたのでしょう。紙パンツも同じことがいえるでしょう。おしゃれな紙パンツがあれば、使用することへの自尊心が傷つかないかもしれません。

 

 

まとめ

おしゃれとは気を配ること。その人らしさ(個性)を引き出すよう(自己選択)支援することが大切です。人はおしゃれを褒められると嬉しいものです。もっと楽しくおしゃれを楽しめる支援をしたいものです。*自己選択:自分で選び決めること。

 

 

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